40年経ったのですね。

 ↓ FBのコピペです。 

 

十年目の残骸、と見出しのスクラップは平成7年8月10日に発売された、週間現代26号の巻末ページに見開きの「日本看察」シリーズ連載の64番目を取り外し、自室のドア上に掲示している。

 

 写真は事故現場から回収され与圧隔壁である。羽田空港の日本航空整備ビルに保存され、同社の安全教育に使用されている、と紹介している。

 

事故機は7年前に大阪空港でしりもち事故を起こし、修理を担当したのは米国ボーイング社から派遣された技術者で、彼らは隔壁の下半分を交換し、新旧の間に【2cm程】のズレが生じたため、0.9mmアルミ合金製の薄板をあてリベット、ボルトなどで繋ぎとめた。

 

 隔壁の全部を交換していれば、事故は起きなかったであろう。技術者は与圧隔壁にどの位の圧力の負荷がかかるのか知らないハズもなかろうに。

 

 人間は間違い、ミスを起こす動物だ。だから安全に対しては幾重にも及ぶチェック機能を働かせなければ、と分かっていても事故はなくならない。しかしである、今自分がしている仕事、作業は人命に関わるものだと理解していれば、ミスは最小限になるのではないだろうか。

 

 掲示し日々の安全に対しての戒めとしている。

 

安全は私たち1人1人の意識でしか担保できない、と私は考えている。

 

 心から520名の方々のご冥福を40年経った今日祈ります。

 

                           合掌