作業中には既に形骸化、ってナニ

 準都市計画地域の拡大、特定用途制限地域における用途制限などなど、関係者以外にはまず馴染みのない用語と思いますが、意味は大体なんとなくではあっても分かると思います。

 

 本町における大規模開発などを、景観と宿泊施設の総量規制(宿泊キャパコントロール)が主たる目的として制定されたのですが、これがまたアノ手コノ手で開発する事業者との所謂イタチごっこの様を呈しています。

 

 景観は私たちの目で分かりますが、例えばホテルと旅館などもどんな業種かは理解しています。不特定多数を宿泊させる生業です。もちろん、色々な法律で安全は担保されています。ではどんな内容の商売かと言いますと、ナニを今更と思うのでしょうが、当たり前の話しが、宿泊料金なるものを代金として受け取る。部屋と寝具、そして風呂、トイレ(部屋についていなくても施設に備わっていれば良い) 国内の法律は旅館業法の許可を必要とします。

 

 では別荘とはなんぞや・・貸別荘であれば旅館業法の許可が必要でしょうが、土地付き戸建て別荘を購入し、プライベート利用しない時は、管理会社が貸し予約をコントロールし、利回りを所有者に払う。さて、これは旅館業法許可はどうでしょうか、と言う事です。ホテル・旅館の新たな建設を方で認めないが、別荘は別、となるとハテ、どうしたもんでしょう。

 

 この国は何故、法の整備を進めないのか、ここが不思議の国のアリスちゃんですな。